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忍び寄るオウムに親の本音

オウム真理教:松本被告の三女が、入学を拒否され大学への損害賠償を求めて提訴した結果、東京地裁は賠償金を支払うよう命じた。三女は現在、やはり一旦は入学を拒否された他の大学に入学している。

このニュースを駅に向け歩きながらラジオで聞いた。あまり深く考えることなく、犯罪者を親に持つと孫子の代まで厳しい仕打ちを受けることになるのかな?なんてボンヤリと印象を持った。そして人にはみな権利はあるわけで・・・。

電車に乗りいつものように新聞を広げる。
「春日部共栄」という学校の名前、高校野球ファンの方ならよくご存知でしょうが、春日部市にある私立校で甲子園での活躍も目立ちます。中学・高校と同じ敷地内に併設されており我が家からは車で10分ほど。ここでは春日部市主催の水泳大会が毎年夏に開催され、出場する息子達の応援に出掛けています。
新聞によると松本被告の次男がこの中学校に合格したものの、学校からやはり入学を拒否された。同校の校長は
「松本被告の子が教団の影響下にないとは言えず、他の生徒が安心して勉学に励む環境を害する恐れがある」と説明している。

裁判となるとやはり学校は負けることになるのだろう。同じく春日部市の中学(共栄中学ではなく公立です)への入学を控えている我が家の次男と同年だったとは知らなかった。今までこんなこと考えもしなかったけれど、いきなり目先に出現したこの問題を父兄として真剣に考えたとき、そうそう穏やかではいられない。校長先生のこの言葉、他の大多数の父兄の意見を代弁してくれていると思います。実際に同じ境遇の父兄の話を聞いても同じ意見でした。まだ12歳ですよ。まだまだどんどん周りの影響を大きく受けて自分を形成していく過程なんです。何かあってからでは遅い。。。

本人には罪はないし教育を受ける権利もあるけれど、私達にとってはあまりにも事件の存在が大きい。憎悪による殺人などとは違い、宗教に名を借りたマインドコントロールで、人の心を簡単に操り縛ってしまい犯行に及ぶ。そんな恐ろしいことを実践してきた集団です。サリン事件の時に1歳前後だったその子ですが、その後どういう環境で育ったのか全くわかりません。入学金の35万円を払ったというが、その金はどこから出てきたのか?例えその子の心が、全くの普通の子と一緒であろうことを99.9%想像できても、それでもやはり恐いんです。洗脳・・・なんて恐ろしいんでしょう。人の心を乗っ取るのです。普通に見えても実は中身は全く違うのかも知れません。万が一にも間違いはあってはならない。今どこに住んでいるか知りませんが、春日部共栄中学に断られ公立の学校に入るとすると、うちの子と同じ学校・同じクラスになる可能性だってあります。
ご存知の方も多いと思いますが、あの酒鬼薔薇聖斗は出所後に春日部市内で働き居住しているとの噂があります。これにはさほど恐怖は感じなかったのですが今回ばかりは違う。何故だろう?自分でも説明がつかない不安を覚える。

実は今、自分のこの感情に正直なところ驚いています。かなり以前、同様のことを考えたことがありました。「子供に罪は無いのだから教育を普通に受ける権利はあるんだ」そう思っていた自分です。その自分の考えが今は180度変わってしまいました。

11年前サリンを撒かれたあの電車に私が乗っていたからだろうか?
いやそんなことじゃない。きっと自分が人の親だからじゃないだろうか。

今の自分の気持ちに戸惑っていた。昨日はこの記事をUPすること悩みました。
自分勝手。自分さえよければ。。。否定しません。中傷されても仕方ありません。
でも今は吹っ切れました。非難は覚悟で胸を張って言えます。

子供を心の底から案ずる気持ちは親ならば当然だ。わが子のためなら命を投げ出すこともできる。単純なことです。わが子が可愛い。わが子を守りたい。

私は春日部共栄中学の校長先生の意見に賛成です!!!

校長先生の言葉通り、その理由で親としては恐怖を感じています。考えが180度変わったと書きましたが、以前はそういった境遇の子供にも当然教育を普通に受ける権利があり、我々は彼らを受け入れなくてはならないと思っていました。だけど、今では「恐さ」が先にきて受け入れる自信がありません。いや、自分だけなら構わないのだけど、幼い息子のことをどうしても心配してしまいます。だからもしそんなことになるなら、息子を転校させるなどの手段を選ぶかもしれない。

その子の教育を受ける権利を奪うことはできませんから。

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